胸オペの話①（病院選び）

ようやく胸オペの話をスタートさせます！

私が胸オペをしたのは2022年9月。

もうすでに1年以上前のこととなってしまいましたが、自分自身の身に起きた貴重な経験として忘れないようにという意味と同じような境遇の人の目に止まればいいなーという気持ちで書きます。

前の記事で、自分はホルモン注射をする前に胸オペをすることを決め、その場合保険適用になることを書きました。

「保険適用で胸オペする」と決めて、一番情報収集で役に立ったのはTwitterでした。

（これは胸オペに限った話ではないですが、、、）

適当にワード検索していると、保険適用で胸オペをしてくれる病院は数えるほどしかなくて、その前に性同一性障害の診断性が必要で、その診断書を書いてもらう精神科のクリニックも定められたところじゃないとできないようでした。

さらに診断がゆっくりなのかその時はよくわかりませんでしたが、実際のオペまでかなり長い期間が必要であるということがわかりました。

自分は当時27歳で、Twitterとかで「胸オペしました！」「ホルモン注射1本め！」等呟いているFTMと比べるとかなり年上な状況。

いまさら治療を焦ることもないだろうと思っていましたし、オペまでに時間がかかることは対して気にしていませんでした。

なにより金がなかったので、どれだけ時間がかかっても保険適用で安く済ませられるならそれしか方法がないくらいに思っていました。

ここらへんはなにかを妥協しないと決められないかもしれません。

いまでも詳しいことはよくわかりませんが、簡単にまとめると法律で認められた精神科と外科手術ができる先生と病院、クリニックがあって、その人達が所属している団体がジェンダー協議会？GID学会と呼ばれているみたいです。

GIDの治療が保険適用になるのは、上記で認められてる精神科の先生のもとで診断を受け、同じく認められている形成外科の先生のいる病院で胸オペを受けなければならないという縛りがあります。

自分が調べ始めたときにたどり着いた有力そうなサイトを載せときます。

▼GID認定医の一覧です。

自分は当時東京に住んでいたので、通えそうな認定医のいる精神科のクリニックを探すところからスタートしました。

とはいえ、選択肢はかなり少ないのですぐに決まります。

関東だと以下のクリニックしかありませんでした。

なんとなく精神科に通うということに対してハードルが高く感じられ、めっちゃ口コミとか検索してました笑

それも踏まえ、結局３つとも全部予約が最短で取れるならいつになりそうか電話してみると、あべメンタルクリニックが一番最短の日付で予約が取れたので、あべメンタルクリニックに決めました。

ちあきクリニックの初診予約はすっごく先になりそうでした、、、。

ツイッターで保険適用の胸オペをされてた方を調べると、当時はあべメンタルクリニックに通院されている方が圧倒的に多かった印象があり、ここならまあ安心かあ、と思った記憶があります。

まずは認定医のいる精神科に通い、そこで意見書を出してもらったら形成の認定医がいる病院に紹介してもらうという流れでしたが、認定医のいる病院は山梨にしかないと思っていたので、めっちゃ遠いけど一人で行けるのかと不安になりながら、メンタルクリニックに通い始めることとなります。

次回からは精神科の通院の記録と形成外科に紹介状を書いてもらうまでの話を書いていこうと思います。