胸オペが先か、ホルモン注射が先か

今回は自分胸オペについての話のプロローグ的な話になります。

性別に違和感をもつFTM(女→男)はまず胸オペからするかホルモン注射を先に始めるか、結構悩む人多いと思います。

自分の場合は、胸オペを先にしたのでその経緯とメリットデメリットなんかを簡単にまとめていこうと思います。

胸オペorホルモン注射、どっちが先が正解か

結論、正解はないですw

正解がないので悩んでしまうわけですが、身体の性別に違和感を持っている場合なるべくその違和感をなくしたい。自認している性別でまわりから認識されたい。と強く思っているはずです。

個人的な意見ですが、自分の身体の嫌な部分、一刻も早く消したい部分のランキングは

  1. 胸があること
  2. 声が高いこと
  3. 身長が低いこと
  4. 脂肪のつき方

でした。

なので、胸オペから先にやろうと決めました。

ホルモン注射からはじめるメリット

胸があまり大きくなかったり、瘦せ型の場合、声さえ低ければ男性としてパスできるのにな、と考える人も多いと思います。

ホルモン注射で身体に起きるポジティブな変化は

  • 声が低くなる
  • 体毛が濃くなる
  • 筋肉が付きやすくなる

がよく知られている内容だと思いますが、これが叶えば周囲からは男性として認識されやすくなり、気持ち的に楽になるって場合はホルモン注射が先になるんだろうなって感じです。

あと安い。

胸オペがウン十万かかるのに対して、数千円で診断+注射ができてしまうので、まだ胸オペできるほどの貯金はできてないしまずはホルモン注射から、、、と考える方も多いと思います。

胸オペからはじめるメリット

自分は胸オペを先にやったわけですが、上に書いた理由以外に胸オペからはじめる最大のメリットがあります。

「保険適用」で手術が受けられること!!

これしかないくらいメリットはこれしかないですね。

2018年4月に法律が変わり、GIDの治療において保険が適用されることになりましたが、どういうわけかホルモン注射を始めてしまうと対象外になってしまうので、MTFの手術も含めて保険適用になるのは実質「ホルモン注射前の胸オペ」だけということになってます。

保険適用ってことは、だいたい1/3の金額で手術が受けられるので、薄給な自分にとってはこれしか方法がなかったといっても過言ではありません。

ただ、いろいろと条件があったりして途中で断念したり最初から保険適用を望まない人もいるので万人にとってのメリットではないかもしれません。

次回以降、実際自分が経験した胸オペストーリーを更新していきます。

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